12/07 アタマのいい人はなんでもできそう
医学部で勉強していくうちにあることに気が付きました。
本当にアタマのいい人はなんでもできる。
ってことです。
それについて自分なりに考察してみました。
こんな先輩がいます。
勉強はもちろんできる。
絵も組織の授業でスライドで取り上げられるくらい上手い
部活も大会で上位入賞するくらい上手い(競技歴は長くない)
ギターも弾けて歌もうまい
ほんとにすごい人です。おまけにイケメンっていうオプション付きですw
さてさてではなんでアタマのいい人はなんでもできるかっということなんですけど、
これにはある種の記憶力が関係しているのかな、と勝手に思っています。
(ここでは勝手に小脳の運動学習もある種の記憶力として扱います)
例えば、絵がうまいですけど、模写をするときにどういう能力が重要になってくると思いますか?
おそらくまずはごく一般的な記憶力です。まずは被写体を軽く見て記憶し、それをもとに再現していきますよね。
もちろん何度も何度も被写体と実際の絵を見比べながら描き上げていくと思いますが、もし記憶力がいいとその見比べる回数は抑えられ効率良く仕上がります。
これは他のスポーツや音楽もちろん勉強にも同じことがいえます。
上手い人の動作を軽く記憶し、真似してみる。数学のきれいな解答を記憶し、応用してみる。などなど
そして次に重要になってくるのが小脳の運動学習あるいは運動制御です。
これもある種の記憶です。
小脳にはどういう機能があるかというと、新しい運動を適応的に獲得する機能があります。
わたしたちは運動のイメージと実現された運動の差をを最小化 するように神経回路を変更させることによりスムーズな運動を学習します。
また、運動のパターンなどを神経回路を作ることで記憶します。そして実際に運動するときには適切なパターンを記憶から引き出して調節を行うのです。
つまり、この記憶力が優れているとと例えば数回練習しただけでその動きを習得できたりするわけです。
絵を書く動きもすぐに習得できちゃうわけですね〜
そして最後にいちばん重要なのが、思考するということです。
アタマのいい人は色々と考えます。練習方法から何から何までどうするのが効率がいいのかなどなど。
思考するというのはまさに人間を人間たらしめるものですね。
とこんな感じに考察しました。実際はわかりませんが笑
おわり